このMacintoshについて



初代iMacから現在までMacintoshユーザーです。
古いMacを収集し漢字Talkを楽しんだこともありました。
Macの歴史は知れば知るほど楽しいものです。
残念ながら最新Macについては詳しくありません。


iMacG3 233MHz Rev.B



言わずと知れた初代iMacは1999年1月に購入しました。秋葉原のラオックスだったと記憶しています。
当時は20万円を切る価格がかなり安いと評判でした。人生初コンピュータで、インターネットが一般的になった頃です。
プロバイダはBIGLOBEを選んでピーヒャララービンビンビンというモデムの音でしばらくネットやメールをやっていました。
その時からネスケのコミュニケーターでホームページ作りを覚えて今に至っております。

謎のメザニンスロット搭載でサードパーティのiProRAIDなるSCSIカードを増設し、3.5インチの外付けHDを繋げていました。
内蔵CD-ROMドライブをCD-RWドライブに換装しRoxio Toastで焼けるようにしました。
ボンダイブルーのペンタブレットやプリンタなど周辺機器もトランスルーセントカラーで揃えていました。
TascamのUSBオーディオミキサーとCubaseVST5のセット商品でHDレコーディングにもチャレンジしていました。
とにかくコンピュータで何が出来るのか実験していたようなものです。

初期のOSXまで入れてましたが最終的にはOS9に戻しました。モデムからADSLに切り替えてネットも快適になりました。
このiMacとインターネットとの組み合わせでコンピュータは生活必需品になってしまいました。
90年代終盤から2000年代初頭にかけて、こういったコンピュータが加速度的に各家庭に浸透していった時代でした。
現在はディスプレイの不具合で起動しません。

Macintosh Classic



中古Mac専門店で一万円前後で購入し、初代iMacと並行して使っていました。
macOSの歴史を味わうという目的でネットのフリーウェアや周辺機器など集めて当時でも使える可能性を探って楽しんでいました。
インターネットに繋げてメールも出来たと思います。メインはAppleTalkのローカルネットワークでやり取りするくらいでした。
ASANTEのイーサーネットアダプタやApple MIDIインターフェイス、Macオープナーなど手に入るものは一通り揃えてました。
OSは漢字トーク6.0.7がベストでMIDIシーケンサーも使えたはずです。グライダーやテトリスなどゲームも豊富にあります。
お地蔵さんMacと呼ばれる筐体は愛嬌たっぷりで、モノクロ画面で出来る限界を楽しみながら古典Macの世界を知りました。
現在は内蔵電池液漏れのせいかマザーボード不具合で起動しません。

PowerBook 145B



とにかく安い中古ラップトップということで買ったと思います。SCSIでイーサネットが使える周辺機器が便利でした。
モノクロ液晶で漢字トーク7.1を入れていたと思います。実家の父親にお下がりしましたが最期は行方不明になりました。

PowerBook 165c



性能は145Bと被りますので昔のカラー液晶見たさで手に入れたと思います。
PowerBook初のカラー液晶モデルだったと記憶しています。液晶は暗めで綺麗ではありませんでした。
あまり印象に残っておりませんので短期間で手放したかもしれません。

PowerBook Duo280c



モトローラの68040搭載の拡張性の高いカラーノートで中古でも人気があり見た目もスタイリッシュでした。
本体の拡張性は最小限でDuoDockを繋げることでフロッピードライブや周辺機器が使える割り切った仕様です。
ネットワークを組んで遊んでいました。OSは7.6ぐらいだった気がします。

Performa 5220



この機種は何のために買ったのかさっぱり記憶にございません。ただ大きくて重たかった記憶だけあります。
ネットワーク実験用だったか両親の練習用だったか定かではありません。

iBook G3 12inch



iMacからの交代でメインで使っておりました。2003年ぐらいに購入したと思います。
最期はHDの不具合でご臨終となりました。

PowerBook G4 12inch



iBookからの交代でメインで使っておりました。2006年ぐらいに購入したと思います。
最期はマザーボードの不具合でご臨終となりました。

MacBook Air 13inch



2011年購入でPowerBook G4に代わるメインマシンです。クサビ型断面に変わった最初のモデルです。
子供がテレビのリモコンをぶつけて液晶が割れ、コーヒーをこぼして起動不能になるなど不運な目に遭い引退しました。
その後しばらくして奇跡的に起動し中古の液晶パネルに入れ替え、現在も子供用のマシンとして使用中です。
BootCampでLinuxのelementaryOSを入れています。

MacBook Pro 13inch



2016年購入で現在のメインマシンです。MacBook Air起動不能時に必要に迫られ買い替えました。
Touch Bar初搭載のモデルですがあまりメリットを感じません。BootCampでWindows11を入れています。
ここまで来たらコンピュータは誰もが当たり前のように使う時代になったので特筆すべきことがなくなりました。
試行錯誤していた時代が懐かしいものです。

vMacとBasiliskIIとSheepShaver

オールドmacOSのエミューレータソフトです。vMacは漢字トーク6の時代、BasiliskIIは漢字トーク7.5くらいまでで す。
かつて中古の実機で試していた漢字トークの世界が手軽に正確に再現できて驚きます。
フロッピーやCD-ROMでOSのインストールに時間がかかっていたものが一瞬のうちに終わるのが爽快です。
古いLogicやCubaseなどレコーディングソフトを入れてみたところオーディオは無理でしたがMIDIの再生は可能でした。



SheepShaverはPPCのOS9まで扱えるので初期OSXのクラシック環境のようなことができます。
ネスケなど古いブラウザだと最近のサイトはほとんど見れませんが我がホームページは一応見れます。
過去の膨大な資産である古いフォーマットのファイルでもエミュレータ内で解凍したり開いたりできて使い道があります。

携帯端末

古いMacと親和性の高かったツールにPalm端末があって現在のスマホのようなものです。PDAと呼ばれていました。
ハンドスプリング製のVisorというPalm端末をiMacに合わせて購入しました。筐体も当時の流行りで半透明のブルーです。
スプリングボードという背後のスロットに拡張モジュールを差し込んでカメラや通信機器など周辺機器を接続できました。
スタイラスで文字の書き方も習得し物珍しさで使っていましたが出来ることは限られていたと思います。
スマートフォンに先駆けてこの当時からモバイルコンピュータと付き合うようになりました。



初めての携帯電話はデジタルホンのストレート端末デンソーDP-193でした。90年代中頃です。
社名がJ-Phoneに変わって2台目は写メのできるデンソーDP-194、3台目は折り畳みのサンヨーJ-SA05でした。
社名がボーダフォンに変わって4台目はNokiaの702NKというMacと連携できるスマートフォンです。2004年ぐらいでした。
もはや702NKはVisorと同等以上でしたのでVisorもPalmも表舞台から消えてしまいました。



ボーダフォンはその後ソフトバンクに変わりいよいよ初代iPhoneが発売され、タイミングよく買い換えました。
周りからはそんなの何に使うんだと物珍しく思われていましたが、免疫があったため使い道は色々ありました。
その後3Gから4Sそして初代SEを経て現在16eです。その間の進化や浸透具合は今更説明するまでも無いでしょう。
過去を辿ればMacintoshが起点になって現在のiPhoneまで至った経緯がよくわかります。



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